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洪水に見舞われた宗教家にならないために

子どもたちは毎日クリスマスまでの日をカウントダウンしている。
私は、全くこころがここにない。

背中の痛みがかなりひどく週2回の鍼灸では全く変わらないくらいパワフルで、最近やっと楽なっていた寝返りや寝入り、起き上がりなどは痛みなしにはできないのでまた呼吸を使いながらやっている。

以前に歩けないほど痛みがでた左骨盤、左上太ももあたりが便座に座るときにかける体重で痛く、経験的にもっと痛くなったらどうしようと不安になる。あのときも突然起こったし何が起こるかわからない。

放射線と抗がん剤を受けることを真剣に考えているけど、そのために他の人たちのブログをチェック。もちろんその治療法が効果がありかつ免疫系のダメージを最小に抑えるために他の治療の検索も新たにしている。

PCで読むのは好きじゃいけど最近情報をとことん得ようと時間があると読んでいる。
標準治療をこころから否定しているわけではない。まずその副作用に対しての恐怖があるからだ。
放射線にしても抗がん剤にしても発がん物質があるし免疫系のダメージは避けられないからだ。
ただ下記に示した「洪水に見舞われた宗教家の話し」のようにはなりたくない。

洪水が家まで迫ってきたが、主が救ってくださると信じて、その宗教家はひたすら祈っていた。水位があがり、屋根のうえに避難したが、それでも祈りつづけた。手漕ぎボートに乗った男がふたり、水びたしの家に近づいてきて、大声で「乗り移れ」と叫んだ。彼は丁重に断わり、「主が救ってくださいます」といった。やがて、水位が膝のあたりまできたとき、今度はモーターボートが助けにきた。「結構です」彼は答えた。「きっと主が助けてくださいます」。とうとう州軍がヘリコプターで飛んできて、縄ばしごをおろした。水は首まできていたが、彼はヘリに手をふって、大声で「主が救ってくださいますから」と州兵に答えた。つぎの瞬間、彼は水に呑みこまれ、もがく間もなく溺れ死んだ。気がつくと、そこは天国で、彼は創造主の御前に立っていた。「主よ、なぜ救ってくださらなかったのですか?わたしの信仰はゆるぎないものでした。なぜ見捨てたもうたのです?」彼はたずねた。「見捨てただと?」主の御声がひびきわたった。「わしはおまえに手漕ぎボートをつかわした。モーターボートもつかわした。それにヘリコプターまでつかわしたんだ。いったい、おまえはなにを待っていたのかね」(アンドルー・ワイル著『癒す心、治る力』)。

過去に読んで知っている人の乳がんだった2人は現代医学の治療を全く受けないで亡くなっている。それがその人たちのタイムだったのかもしれない。でも私は今現代治療を選ぶなら慎重になりたい。そのために知識を得るために納得して治療を受けるために読んでいる。

私はある医者や末期癌で治った人たちの一部の人たちが言うように「癌の三大治療」を受けなくても治るからと他の患者には言えない。ましてそういう治療を受けている人たちにはなおさらだ。
今のところ私のやっている治療だけでは快方には向かっていなさそうだ。だいたい痛みの場所が増えているし痛さも増している。気持ちだけは日本から戻ってきたよりも大丈夫になったけどその分思い通りにならないからだを抱えて生活するのは楽ではない。

来週は再度中医薬のドクターとのアポともう一度ヴィタミンCの点滴も考えたいのでコンタクトしてみようと思う。
主治医とのアポもとった。これも再度癌専門医を変えてくれと言いに行く予定。がんの総合治療を応援している
施設があってメンバーになれば色んなクラスに参加できて(ヨガとか瞑想とか)プラスドクターからとかのアドバイスももらえるらしい。多分これが唯一ビクトリアにある癌の総合治療センターのようなもの(実際ここで治療をしてはいないと思う)なので同じような癌の人たちとも出会えるだろし、行動あるのみだ。
放射線のことで近藤誠医師の本からとサイトからで勉強しているけど、来週は放射線医師にも電話で質問してみようと思う。

お世話になっている人たちに何かプレゼントをと思うけどなかなかそういう時間がとれない。でも来週中になんとかしたいなぁ~。

by mi-chanlucalu | 2012-12-16 07:01 | 乳がんをめぐる