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今回日本へ行くことについて

やっと自分のこころの決心がついて
四十九日に一人で日本へ行くことにした。

前回のブログを書いてから自分の気持ちを観察していたら
今回はあんまり乗り気じゃない私がいて、その気持ちをどう
処理していろんなことを肯定的に考えれるか、を考えていた。

ただ書き出したらきりがない細々したことを考えずに
やっぱり周りがこれだけ状況が揃っているのに私のふつふつした
思いとか体力の落ちていることだけで止めるのはきっと
何年後かに後悔するような気もするので思い切ることにした。

父は多額の借金があり、今兄家族の住んでいる家も抵当に入っている。
私たちきょうだいは母のときも遺産相続を拒否した。つまり母のときも
借金を拒否したわけだけど、父の場合は兄家族が家を出なければ
ならない。つまり私が12歳から住んでいた家に行くのが今回
最後になると思う。

これはやっぱり分かっていたことといえ兄夫婦たちにとって楽なこと
ではないだろうと思う。私が短期で行って四十九日に顔だしたところで
彼らの役にはたたないだろうけど、電話やメールでなくてその場にいて
話しを聞くのは、何かとても大切なことと思えた。

母の死は私たちきょうだいに長く尾をひく悲しみをもたらせた。
父の死はある意味では何か節目のようなものがある。

事実上私たちきょうだいはオーファン(親なし子)になった。
もちろん、もう子供じゃないのでそうはよばないのだろうけど。

今回、もろもろの行きたくなかった理由のひとつは子供を置いて
一人で行くことだった。乳がんになってから私の生に死がとても
身近にあり今一瞬一瞬を大事に過ごそうとしている。彼らは
なんとなく、ある意味において私の一部であり離れるのは
寂しい。飛行機が落ちたらもう会えないのだ。

ただ、そんなことを含む細かいことを考えないように今は
気持ちの集中をポジティブにしている。日本で子供たちに
本や服を買ってあげることとか、家族たちとあほな話しを
して笑いころげることとか、こういうことはまずないと思って
楽しむ方向でいかにゃ。

by mi-chanlucalu | 2010-05-29 13:39 | 生きること