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痛みが教えてくれることと私の治療

ルカがボブマーリーの「Legend」をかなり気に入っていて
日曜の朝なんだけど、またそれがかかっている。パパが好きな音楽
で、私も好きだし、とにかく子どもたちとそのときの状況に応じていつも
音楽をかけておきたいと思うので、歓迎。
みらは私の好きなモーツアルトも気に入っていてこれもよくかかってる。

子どもたちも学校に慣れてきていて、とくにみらは「ちゃんとする」のが
好きみたいなのでことはスムースにいっている。

いろんな意味でかなり世界観が変わってしまった私にとって彼らが
アカデミックなことができようが、できまいがとにかく嫌な思いをして
いなければ学校であろうが、家で勉強しようがどっちでもいい。

「痛み」はもうながいこと全身にあって、医療大麻は痛み止めでなく
毎日ヘンプオイルをとっていても「痛み」を感じずに暮らすことが
できていないのが現状だ。

もうこれが私だから「身体障害者用」の車につけるプレートでもとって
色々この今の私に合うように生活していかないとつらくなるばかり
なんじゃないかと思うときもある。

首、背中、腰、骨盤、手術の後などあげだしたらかなりきりがないほど
の部分がそれぞれに痛いのは、痛みを支えようとするほかの部分に
影響して筋肉が硬くなり、痛みが増える。
こんないだは右の腰が異常なまでに痛み、歩くのが困難だった。
杖が要るなぁ・・・と思っていた。

でも他の人のようにモルヒネや強い痛み止めをとろうとは思っていない。

痛みの質や、度合いを観察することが私にとってのある意味での
治療である。よっぽどからだがひどくなると持っている痛み止めを
使うのだけど、ほとんど全身を楽にしてくれるのはない。

最近、中古で遠赤外線のドームサウナを買った。2000ドル以上する
ものなのに、うまく600ドルで購入できたのでよかった。
温熱で痛みがどれだけ軽減するかを調べている。
汗が30分はいっているとかなりでて気持ちいい。

週一回の鍼灸治療と家で自分でやるびわの葉温灸や内鍼治療はもちろん
煎じて作るEssiacやFloessenceも欠かさないようにして
いる。

こないだビタミンCの点滴に行ったら、Naturopathのドクター自ら点滴
してくれようとして3回針を入れて失敗に終わり、結局2時間も無駄にして
何もせずに帰ってきた。とほほだよ。この治療には縁がないのかなぁと
思い始めてる。

大麻オイルの方は昼にとる量を加減しないと、かなり意識の世界を旅
することになるので調整している。夜寝る2時間くらい前にとる量は
増えてきてるのに朝なんとか起きられるのでこれはありがたい。

痛みが全然なかったころがほんの1年くらい前なのに、もう長いこと
痛みだらけで暮らしているようだ。
人が腰を曲げる姿をみただけで痛くないのかと思うほどに腰の方の
痛みは激しくて、私にできることは「できないことをしないこと」である
分、できることが少ない生活のなかではかなり静かな日々が続いている。

「治す」ことと「子どものとの時間」のほかにあまり興味があるものが
なく、朝起きてベッドにふちに座り「今朝も寝ているあいだに死なずに生きて
起きた。さて、痛みはどんな具合だろう。歩けるかな?」と始まる。

月曜から金曜は子どものランチを作り朝食を食べさせ学校へ送る。
子どもより早く歩けなくなったので本当は早めに家をでるべきなのに
いつも遅刻。でも気にしない。参加しているからそれに意味がある。

学校へ行くひとつのメリットは朝否が応でも外へでてフレッシュな空気に
ふれれること。家にいると分かっていてもすぐに寒い外へはでない。
新しい朝の空気はやっぱり気持ちいい。

痛みが全くなくなるときがくる。それは「死」かもしれない。
でも、どうしてもそれより先になくなるんじゃないか思ってしまう。
以前のように重いものを腰を使って持ち上げたり、子どもとトランポリン
を飛んだり、出来る日がきっとくると信じる。
でも、それまで痛みは私にありとあらゆることを教えてくれている。

どこの筋肉を使うと痛いとかは当たり前のことなんだけど、こうしたから
ここが痛いとか、だからこれはがんの痛みからじゃなくてとか
痛いから「がんがある意識」もあるから治療に熱も入るわけだし。

すべては授けられているからありがたいと思って学びを得ていく。
もっともっとひどい状況の人だってたくさんいるんだ。
痛いけど、笑えるし食べれるし。

水曜にはがん専門医に会いに行く。
ちょっと他の治療が増えるかもしれない。
がんセンターに行ったら、掃除とか犬の散歩のヘルプもでるし
使えるものはありがたく使わせてもらおう。

がんになったことで本当に深いところまで知ることになる。
周りの人の反応で、その人たちがどういう人なのかも
ものすごく分かる。本当にものすごく。
あの人はヘルプしてくれるからよい人というような単純な
ことでなく、もっと深いところでなんだけど、何を考えて
どんな風に過ごしているかっていうようなことなんだけどね。

ま、とにかく私は今のところなんとか生きてる。
がんがあろうが、痛かろうが。

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佐賀のある夕暮れ

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佐賀のある朝日

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姫路でのお寺から見えた月
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by mi-chanlucalu | 2012-09-23 01:43 | 乳がんをめぐる

みらとるかの日々

9月4日から学校が始まってもう2週が過ぎてしまった。
1週目の終わりと2週目の始まりは、みら一人がかなりルカのことを心配
していた。
「まま、るかをホームスクールにもどして、みらはいくけど」
「なんで?」
「るかがいつも怒られて泣いてる。先生に。」
「でも、ルカは何にも言わないよ。」
ルカ「・・・・」終始無言

そうなのだ。
ルカをケアして心配しているのはみら。

私はこのほかのルカがすねて(多分)床に寝転んで
注意されたことを聞いたりして、ちょっと頭のなかがため息をついて
いた一日があったけど、実際当のルカからは何の一言もない。

「がっこういやだ」

とは今のところ言わない。

彼は平気でコンピュータを使ってする算数はおもしろいとかをみらに
話しかけている。みらの発言とは全く裏腹に・・・。

ランチを残しているのを見て「どうして食べなかったのか」と聞くと
彼のじゃこアーモンド(手作りの)を数人の女の子が「Yuky~」と言ったらしく
傷ついて食べなかったので、それを聞いたみらは「そんなの気にしなくていいの」と
自分は全部食べたことを誇りに思ってる彼女は、ルカをたしなめる。

先週の最後の方からはかなりルカも慣れてきていたと先生が言って
いたけど、みらがとにかくルカに代わって発言する「ルカがトイレに行きたいとか」
らしく、そうしないように注意はしているとのこと。

ま、いいコンビだ。おもしろい。

先生も特にきつく「怒っている」わけでないだろうと検討がついた。

細かいことをブツブツ言う親にはなりたくない。
理不尽に意地悪に怒っているのではなさそうだし、だいたいルカも
きっと怒られることをいているんだ。

もう彼らは幼稚園でなく、一応G2なんだ。
日本で言えば小1と小2のあいだくらいなんだけど
まあ、すねたりして怒られるのもいい経験だからよしとしておく。

みらは学校へ毎日行くというルーティンを楽しんでいるようだ。
彼女は日に日に頼もしくなっていく。
家中の整理整頓をしているかと思えるほど何かとちゃんとしてくれる。

靴は全部そろえるだけじゃなく、
何かと片付けないと気がすまないようだ。
ものすごく助かる。

昨日は今まで開けられないと思っていた車のトランクを開け、
カイを出して、車においていたもの全部を家に運んでくれた。

私の腰など色々痛い分、私の手足となりよくしてくれる。
それが自分のしごとのように何でもすすんで。

みらとるかは仲がいいのも助かる。
学校から戻ってみらは算数をひとりでやり始める。
るかは本をひとりで読んでいる。

「やる気」ってすごい。

ホームスクールも楽しかったけど
こういった彼らの変化を観察するのもおもしろい。

ちなみにみらのおかげで私はるかに何も言わなくとも
朝、「いくよ~」と言えばみらが全部ルカに指示してくれる。
「るか、きがえて」
「るか、はみがいて」
「るか、じゃけっと」
「るか、はい、くつはいて」
「るか、これわすれないでね」

海に行くからちょっと寒いかもしれないとちょっと出かけるときにも
るかのためにジャケットを持っていってあげるとか、もう私が気にしなくても
彼女が全部世話をやいている。

なんて・・・・ありがたいんだ。

彼らはとても親密で
お互いをとても大事にしている。

彼らを見てるだけで、楽しくなる。

だから、学校へ行っている昼間
ちょっとさみしい。

みらとるかとの時間以外は治療のことしか頭にないような
そんな日々が続いている。

痛みはいつもそこらじゅうにある。
先週は歩くのも困難なくらい痛くなり
まだその痛みは全く消えない。

でも、気持ちは元気で何かをしたいと思うので
痛くても、彼らとできることをしている。

それが今の私のすべて。



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日本にて。夜店の前で
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by mi-chanlucalu | 2012-09-17 00:58 | みらるか

友達家族と海へ行った。

海へ行くには最高の天気だった。

持っていったおにぎりをみんなで食べた。

空は青く風は気持ちよかった。

空気もとてもすんでいて、とてもリラックスした気分になれた。

子どもたちも友達と一緒に延々と遊んでいてご機嫌だった。


彼らのうちを訪れたのは日本から戻って初めてだった。

今までずっと家に来てくれていた。

でも今朝は私から彼らに会いにいきたくなった。
海へ向かうトレイルの入り口で待ち合わせた。

そして、そのプランは、やはり完璧だったと思う。



海を堪能した後は

彼らの家で彼らの作った野菜たっぷりのパスタをいただいた。

とっても、とってもおいしかった。

子どもたちはさらに遊びにふけり、時間はあっというまにたってしまった。

おみやげに彼らの作った野菜をもらった。

私はこれらの野菜をとっても大事に食べる。
これらはわたしの治療の一部だし、もらったときにいつも
ふわっと幸せな気分になれる。
世界にひとつしかない特別な石をもらったようにとっても
特別な気分になるのだ。




もし誰かに

「あなたの理想的な週末の過ごし方はなんですか?」と聞かれたなら

迷わずこう答えるだろう。

「とっても仲良しの友達家族と海へ行くことです」と。


私たち3人は1人の大切な人を亡くしたのだけど

いろんな人ともっと家族になっているんだ。




海には小さいころから好きな人と行っている。

海に行くには好きな人としか行かないようになっているのだろうか?
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海はやはり特別な場所なんだ。



ありがとう! 海と友人と

今日のすべてに!
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by mi-chanlucalu | 2012-09-02 13:35 | Family