マッチ売りの少女

昨日の夜のみらチョイスのお初ストーリー
アンデルセンの「マッチ売りの少女」

読みながら、内容を思い出し、こころのなかで
「あ、これはやばいかも」

案の定、少女がマッチをする度に見える幻影の暖かそうなご馳走や
家のなかのクリスマスツリーが少女に見えることが双子たちは
不思議でならない。

「なんでみえるの?」
「そう、おもってるの?」
「それはほんとうなの?」

などなど質問攻め。

幻影などのひとことで分かる歳でもなく英語でイルージョンと言ってみた
ところで何のヘルプにもならず、

「ひとは死にそうになったら見えないものが見えたりするんだと思う。
ままもはっきりしたことはわからないけど」

の、ようなことを言ったと思うのだけど、なんせ最後に少女の大好きなおばあさんが
現れて少女を連れて行ってしまうところなどを読みながら自分が涙しそうになるのを
こらえているあいだも彼らは真剣に話しを最後まで聞いて終わってもまた
質問だらけ。

ときおり、子どもたちと死についての話しをするときがある。それは私が教えようと
持ち出さずとも、彼らがすごく真剣に考えることのひとつである。

私は仏教の教えで育ってきたので輪廻転生を当たり前のように語ってしまうのだけど
学校へ行っていない彼らも学校へ行っていたころは誰かから「死んだら終わり」と
言われた、というようなことを話していたことがある。

死んだマッチ売りの少女が生まれ変わることについては聞かれなかったけど
さすがに眠るときの彼らはちょっと悲しそうで そういうかわいそうな子がいる
ことが腑に落ちていない様子だった。

自分のこの子たちに対する愛を思いっきり込めながら少しでも楽な気持ちに
なるように子守唄をいつもより気持ちを入れて歌った。

マッチ売りの少女はどうしてあんなマッチなんかをお金持ちの人たちの通る
場所で売らなければならなかったのだろう。そんな少女を見て誰も助けて
あげようとは思わなかったのだろうか?アンデルセンはこの話しを通して世の
無情を語りたかったのだろうか?

マッチ売りの少女よ、天国で大好きなおばあさんと幸せであれ。
みらがバービーはもういらないのであげるそうです。

雪の中ボールを投げてもらうのを待つカイ。きっとマッチ売りの少女のような
立場になっても一番長く生き残るのは彼だろう。
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by mi-chanlucalu | 2012-01-28 10:48 | 生きること