やっと・・・・そして、まだまだ

ここ最近になってやっと髪が伸びてきたのが目に見えるようになった。
頭のてっぺんが明るいとこやと1ミリのとか2ミリくらいのが分かるし
密度がましてきているのが分かる。

うれし~!!

もちろん、毛はまだ抜けていて枕カバーにはついてるけど
きっと細胞が回復してきてのびることができるようになったんやと
思う。

最後の抗がん剤が12月の始めやったから8週間以上はかかってる。
爪のほうも黒いけど、少しのびてきているのがわかるようになった。

体力が回復して、普通の生活がおくれるようになると、少しだけ喪失感
みたいなものもついてくる。お風呂に入ると右胸がないことや、鏡を見る度とか
寒いときに感じる髪の毛のない自分の今までとは違う部分に対しての。

いろんな本を読む機会があって、やはり手術しなくてもやっていけたんじゃあ
ないかと思うようになって、だから抗がん剤やその他一切の科学治療を
すっぱり止めて本当によかったと思う。

最近放射線のドクターからや癌のドクターの秘書から電話があって
「もう一度話し合いをしないか、「説明だけでも・・」というようなことが
あっても心の奥底はどんな話をしても変わらないと思うので
きっぱり電話口で断った。これを言う自分に全く迷いはなかった。

今では再発率の高いと判断された自分の癌やHer2陽性や
それらをめぐる西洋医学から見た治療をしないことにおける
恐怖感というものは全くない。

また数字の上での「これを受けたら生存率何%」というのを聞いたところで
私のこころが揺らぐとは思えない。
本当に西洋医学が100%の確立で癌を治すなら考えてもいいけど
自分をはじめ、いろんな人が苦しい思いをして受けても治る確立が
そうでないのなら何故「今」を、そして自分の健康な組織をないがしろ
にしてまで5年先や10年先を考えなければならないのだろうと思う。

そして本当に誰も5年先なんて分からないのだ。

乳がんがあった私は幸いその癌のせいで痛い思いも苦しい気分も
味わっていない。そのせいもあってどうしても私の癌さんを恨めない。
そしてその癌を胸ごと切り取ってしまったことは本当は罪ではないのか
とまで感じるようになった。

でも、もうないのだから仕方ない。この経験から学ぶしかないのだ。

乳がんと分かってから「気づき」の連続で、かつ自分の内にある「感謝」の
気持ちがとても強くなった。だから癌さんには感謝せずにはいられない。

ただ「気づき」があり、自分の生き方やものの見方を変えていくうえで
また自分というものを理解していっている。だから楽になったし、毎日が
楽しく感謝の連続である反面、自分は本当にまだまだと思う。

「生を理解するには、ですから、あなたは各瞬間ごとにそれについて学び、
   決してそれをすでに学び終えたものにしてはならないのです」

------偉大なる哲学者であり実践者のクリシュナムルティのことばより
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by mi-chanlucalu | 2010-02-01 14:05 | 乳がんをめぐる