生命力

今日は土曜日
自分はなんとか生きていて、からだとこころがやっと
ひとつになりかけて、食べたものの味がして、
食べたいものが考えられるようにまでもどってきた。

月曜の始めてのキモセラピーからもう6日間。
その日の4時過ぎから損なわれていった自分の生命力が
また回復していっている。

あの赤い色のつけられた薬を腕に入れられたときナースが
「ほら、血管が怒っている」と見せてくれた私の腕の青いはずの
血管が赤かった。もちろん、その色は後で引いたけど、腕に残った
あざはまだはっきりとしている。

「強め」と処方されていた吐き止めは4時ころに切れたのだろうか。
気分が悪く前になる前に飲める吐き止めを飲んだとたん吐く。
それからは何を飲んでも一時間ごとに吐き、夜中には何もなくなっても
吐いた。

エマージェンシーに行くややこしさを省くためになんとか一晩待ち、火曜に
がんセンターへ行き、吐き止めと水分の点滴をしてもらう。
しゃべると吐き気がするのにドクターと話しをして、そのときも少しだけ飲んだ水を
吐くという一番苦しい吐き方をした。

それからは鍼灸治療に一度外へ行ったのみで、どこへも出ていない。
それどころか、飲むにも食べるのも興味がわかなかった。しんどすぎて
動けず、ほとんど寝たきり老人のようにぼーっと寝ているか、でなければ
たまに本を読んでもすぐに疲れた。

あたまのなかでこだましていたのは
「こんな苦しい思いをしてまで続ける価値があるのか」
以外にも、結局そのことにまつわることしか考えられない。
「もう やめたい」
というのが本心であり、また3週間後に同じ薬を身体にいれられることを
考えただけでも、早死にしてもいいからどっかへ逃げたいとさえ思う。

大好きなお風呂につかる体力さえない。
そしてぬるめのお湯につかっても気持ちがいいとさえ、こころから思えない。

・・・・・・・・ただ今日はやっとブログが打てるまでになった。

友達からの差し入れのおにぎりやパパの作ってくれた味噌汁も食べた。

毎日夕飯時に「まま いず のっと いーてぃんぐ?」と訊いていたみらと
一緒に食べた味噌汁はおいしかった。


人間は生きようとプログラムされている生命力や。

それは湧き出てくる人には出てくるもんや、と思った。

体力だけでなくこころの底までかなり暗くなっていたのにも。
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by mi-chanlucalu | 2009-11-21 13:41 | 乳がんをめぐる